戴帽式が行われました。
戴帽式によせて
副学校長 平松 聡美
入学して半年が過ぎ学習が進むにつれ、日々の学習の大変さを実感しつつも、看護師免許取得への意欲が膨らんでいる時期かと思います。このような時期に看護師への道に進むという決意を新たにする戴帽式を迎えましたことは、看護師を目指す皆様、そして、日々暖かく見守ってくださっているご家族にとって大変感慨深く、一生の思い出となることでしょう。
戴帽式では、近代看護の礎を築いた看護の母であるナイチンゲールに畏敬の念とその遺志を引き継ぐという決意から、ナイチンゲール像のキャンドルより尊い炎をいただき、誓いの言葉を述べます。このナイチンゲールに誓う言葉を、ご家族をはじめ多くのご参列いただきました皆様の前で述べたということは、社会に看護の責任を果たすということを誓ったということにほかなりません。
ここにご列席いただいた皆様がその誓いの証人です。的確で温かく行き届いた看護の実践者へと成長することを願いながら、看護職へのスタートラインについた皆様の今後をしっかりと見守っていきたいと思います。
今日の日の感動と決意を学ぶ意欲として、これからも共に学んでいきましょう。